■この機体の思い出
自分が小学生時代の時、一緒に良く遊んだ幼馴染みの愛機。 その友人の父親の手により目にムギ球が仕込まれていて光ります。
当時バトスト１巻の表紙に載っている白いサーベルを作りたくて、 得に知識もない二人がいきなり白スプレーで塗装。
みごとにピンク色に染まり、塗料の吹き過ぎで表面はダレダレ…。 みごと
失敗に終わりました。
それから数年後、高校生になったイドが彼より譲り受け塗装を剥がそうとするも、その強固な塗膜はびくとも
しませんでした…。さらに数年後、、。模型の知識も大分増えたので、塗装剥がしに再度チャレンジ。
■工作＆塗装
赤いパーツに塗られたスプレー塗装をひたすら剥がします。
洗面器に薄め液を入れ、パーツ一つ一つにシンナーが行き渡るよう
ティッシュペーパーでくるみます。シンナーの揮発を防ぐためにラップして数時間放置します。
少しふやけた塗膜を彫刻刀等で削りとり、埋まってしまったモールドや、筋彫りを
彫り直します。
塗装が剥がれたところで墨入れやドライブラシで荒れたパーツ表面をそれらしく塗装。
工作 - 銃口の先をピンバイスで開口。
■制作後記
当時はサーベルタイガーを持っている友人が彼のみで、
譲ってもらった時はかなり嬉しかったですね。凄まじい状態でしたが、
シンナーの臭いと戦いながら、執念で仕上げました。
汚し塗装やドライブラシのその道のプロからすれば
なんじゃこりゃ？な作品かも知れないですが、、付き合いも長い機体だけに気に入ってます。
